7月1日は「AEDの日」

― AED普及・啓発強化月間 ―

平成16年7月1日にAED(「自動体外式除細動器」)の一般市民使用が認められたことから、7月1日を「AEDの日」として、AEDを中心とした救急蘇生の普及啓発を推進するとともに、命の大切さを再認識して頂く全国的な運動を展開したいと考えています。
「AEDの日」を中心に7月を通して進めたい活動を例示いたします。

第一に、現在、財団全国AEDマップに登録されているAEDの大多数は情報の信頼度が低いことを示す「赤色のピン」で表示されていることから、AED設置者が更新登録してピンの色を最新情報であり信頼度の高いことを示す「青色のピン」にして頂くことを期待しています。
さらに、設置情報が登録されていないAEDも少なくありません。1台でも多くのAEDが登録され一般市民使用に供されることを期待しています。

第二に、財団全国AEDマップに掲載されているAEDが掲載情報の通りに設置されているかの確認にご協力をお願いしたいと思います。この作業はAED使用者となりえる市民の皆様が、身近なAEDの設置場所を知り緊急時に活用することにも役立ちます。確認の方法として例えば、地域の各種団体、青少年のクラブなどが「街のAED探検隊」を組織して、AEDがいつでも確実に使え状態であることを確認して頂くことなどを期待しています。
「青色のピン」のAEDが増えれば、119番の救急要請時において通報した一般市民に直近のAEDを教えることができ心停止傷病者の救命率向上に役立ちます。安全で安心な「まちづくり」の一助になると確信しています。

第三に、AEDの使用法を含めた心肺蘇生、応急手当の講習会や講演会、勉強会などが開催されることを期待しています。既に、多くの講習会が開催されていますが、まだまだ受講者数は十分ではなく、受講後数年が経過して改めて受講されたい一般市民も多数です。講習会はいくら開催されても多すぎることはありません。

財団全国AEDマップは、平成27年6月30日の運用開始から1年を経過しました。この間にマップ上でのAED表示法の改良、休業日や特記事項の表示、市民や地方自治体(都道府県)等へのデータの公表、都道府県・市区町村への利用規約の制定及び公表などを実施してまいりました。
今後は、登録されているAED設置情報の一部については民間企業等も活用し、より広範囲に情報発信されることで心停止傷病者の救命率向上に寄与するものと期待しています。

最後となりますが、AED設置情報システムの安定的な運営のため、皆様からの寄付によるご支援・ご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

平成28年7月1日
AED普及・啓発検討委員会
委員長 丸川 征四郎

PDFファイルはこちら