救急医療業務実地修練について

救急医療を行っている医療従事者に、日常の救急業務能力の向上を目指すとともに、救急医療の連携及び普及に資することを目的として次の6項目の事業を実施しています。

平成28年度 救急医療業務実地修練 実績(開催日・修了者数)

(1) 医師救急医療業務実地修練

救急医療に携わっている医師を対象とし、日常の救急診療能力の向上のみならず、地域救急医療の指導者となる医師の養成を目指すものである。救急診療においては、種々の検査や処置を整然と速やかに行い、救急疾患の病態を把握した合理的で無駄のない診療が重要である。このことから、講習会では、単に個々の手技を習得するのではなく、これらの組み合わせによる最適な救急診療を研修し、各地域における救急医療の指導者となるための知識等を研修項目に従って研修することにより、救急医療における専門性の高い医師の確保に資することを目的としている。

医師救急医療業務実地修練
講義受講風景

(2) 看護師救急医療業務実地修練

救急看護業務を行っている看護師を対象とし、日常の救急看護能力の向上を目指すとともに救急外来等において、患者をトリアージできる知能・技能の習得を目的としている。

看護師救急医療業務実地修練
講義受講風景
看護師救急医療業務実地修練
ワークショップ風景

(3) 救急救命士業務実地修練

地域の救急医療体制に関わっている救急救命士を対象とし、日常の判断能力の向上を目指すとともに、緊急度の高い特定行為である気道の確保、除細動、静脈路確保、薬剤投与を含む処置を医師の指示の下に搬送途上で実施できる知能・技能の習得、さらにはメディカルコントロール(以下、「MC」という。)に係る医師と合同研修を実施することによって、救急救命処置等の質の向上、MC体制の向上を図ることを目的としている。

救急救命士業務実地修練
講義受講風景
救急救命士業務実地修練
ワークショップ風景

(4) 保健師等救急蘇生法指導者講習会

保健所等の行政機関又は公共機関に勤務する保健師等を対象とし、地域における救急蘇生法等(乳児・小児の応急手当等を含む。)に関する普及方策等の企画・運営を行う者の養成を図ることを目的としている。

保健師等救急蘇生法指導者講習会
講義受講風景
保健師等救急蘇生法指導者講習会
実習風景

(5) 救急救命士養成所専任教員講習会

救急救命士養成所(以下、「養成所」という。)の専任教員の質の向上及び養成確保を図るため、現在養成所の専任教員として勤務している者及び今後養成所の専任教員となることが予定されている者に対し、より高度な知識技能を取得させ、併せて救急医療の普及向上に資することを目的としている。

救急救命士養成所専任教員講習会
ワークショップ風景

(6) 病院前医療体制における指導医等研修

MCを実践している、或いはこれからMCに関わろうとする医師、また地域に救急医療を担う二次救急医療機関の医師などが、MCの理念や運用体制を理解し、救急救命士等に対する指示、並びに救急救命士等が行う処置の事後検証に必要な知識を深めるための研修を実施することで、もってMC体制の向上を図るとともに地域の救急医療体制の充実強化を図ることを目的としている。

病院前医療体制における指導医等研修
ワークショップ風景
病院前医療体制における指導医等研修
ワークショップ風景