AED(自動体外式除細動器)は、突然心停止状態に陥った時、心臓に電気ショックを与えて、正常な状態に戻す、誰にでも簡単に取り扱える医療機器です。
日本救急医療財団AEDマップは、AED設置登録情報の質を高め、突然に心停止となった方に対してAEDが使われる機会を増やし、救命率を向上させることを目的に、設置者の皆様のご協力のもと、AED設置情報を提供しており、皆様のご支援から成り立っております。

活動内容および寄付金依頼の趣旨

市民にAEDの使用が解禁されてから平成26年7月1日で10周年を迎え市中に設置されるAEDは年々増加しております。当財団では、AEDを管理する設置者を明らかにし、市民のAEDへのアクセスの向上を図る事を目的に、平成19年4月よりAEDの設置場所に関する情報を登録し、『AED設置場所検索』としてホームページ上で公開しておりました。しかしながら、登録されている情報は「都道府県、施設(企業名)、建物名、住所、設置位置、設置台数、登録番号」のみであり、地図表示や使用可能時間の情報がないため、実際にAEDを利用する際の情報としては不十分でした。

このため、地方公共団体の求めに対して詳細な情報の提供が可能となるよう検討する事を厚生労働省から求められ、当財団の中に委員会を設置し、AED設置登録情報の有効活用に向けた方策の検討を重ねてまいりました。
そして、平成27年6月より、『財団全国AEDマップ』として新たにAED設置登録情報システムの運用を開始致しました。
財団全国AEDマップは、AED設置場所の住所情報を位置情報に変換し、地図上にAEDの設置位置を「ピン」で表示しております。
また、登録項目を見直したことにより、使用可能日・使用可能時間を表示することが可能となりました。

この新システムの構築により、緊急時にAEDを探すことが容易になり市民によるAED使用が増え、心肺蘇生による救命率がさらに向上するものと期待されます。
財団全国AEDマップの運営資金につきましては、公費からの支援の無いなか、AED製造販売業者様・一般企業様の皆様からのご支援・ご協力があって、財団全国AEDマップを運営している状況です。
つきましては、財団全国AEDマップの社会貢献の重要さをご理解いただき、その有効利用へのご支援ご助力を賜りますようお願い申し上げます。

寄付について

皆様から頂いた寄付金につきましては財団全国AEDマップ運用費・改修等経費として活用させて頂きます。

申し込み方法 「寄付申込書」を下記からダウンロード・印刷してご記入の上、
郵送またはファックスで財団事務局までお送りください。
寄付申込書(様式)Word形式
申し込み期間 随時受付
その他 ご希望によって、財団ホームページ上に寄付を頂いた方の御名前を一定期間掲載させて頂きます。
また、法人様につきましては、ご希望によって財団全国AEDマップの下部に
バナーの掲載も可能となっております。詳しくは財団事務局までお問い合わせ下さい。

寄付についてのお問合せ先

一般財団法人日本救急医療財団 総務部. 研修研究部
東京都文京区湯島3-37-4 HF湯島ビルディング7階
TEL 03-3835-1199 FAX 03-3835-0299