30年度 審議未了とした提案の再評価と振り分け結果について

下記のとおり本委員会から厚生労働省へ提言として報告いたしました。
本提言書は、今後、厚生労働省において、本提言書を踏まえた検討ののち、必要に応じて「救急救命処置の範囲」などの改正がなされる見通しです。(提言書4を除く)

提言書-① 特定行為の指定の解除.pdf

提言書-② アナフィラキシーに対するアドレナリン.pdf

提言書-③ 事故抜去事例に対する気管切開チューブの再挿入.pdf

提言書-④ 外傷へのトラネキサム酸の投与.pdf

提言書-⑤ 12誘導心電図.pdf

救急救命処置の追加、除外に関する提案募集の結果について

救急救命処置に関する提案募集の結果について[PDF]

救急救命処置に関する提案への評価と振り分けの結果について

救急救命処置に関する提案への評価と振り分けの結果について[PDF]
平成30年度 救急救命処置の追加、除外等に関する提案の概要と対応(一覧)[PDF]

救急救命処置の追加、除外等に関する提案の募集

医学、医療は絶えず進歩・発展しています。病院に到着するまでに行われる医療、すなわち病院前救急医療もその例外ではありません。病院に到着するまでの間に、救急救命士が行う救急救命処置の範囲についても、病院前救急医療の進歩、発展に応じて適切に見直す必要があります。

このような状況の中、当財団は、厚生労働省より、救急救命処置の追加や除外についての提案を受け付け、評価し、その結果を厚生労働省に報告する事業の委託を受けることになりました。

つきましては、救急救命処置の追加、除外等に関する提案を募集いたします。救急救命士の行う救急救命処置の範囲が、重度傷病者の症状の著しい悪化を防止し、また、その生命の危険を回避するためにより一層適切なものになるようにご提案を頂きますようお願いいたします。

○ 提案の対象
救急救命処置について、新しい処置の追加の提案と、既存の処置の除外・見直しについての提案を求めています。救急救命士法(第2条)が規定する救急救命処置の前提条件を満たさないもの、及び倫理的に不適切と考えられるものについては募集の範囲外です。

○ 募集期間
平成30年9月3日から平成30年10月31日まで【終了しました】
※応募状況によっては、募集期間を一ヶ月程度延長する場合があります。

○ 提案者の要件
つぎのいずれかに該当する団体・個人からの募集を受け付けます。

①都道府県・地域MC協議会、消防機関、海上保安庁

②以下の学会・団体※
・公益社団法人日本医師会 ・一般財団法人救急振興財団 ・全国消防長会
・公益財団法人日本麻酔科学会 ・一般社団法人日本救急医学会
・全国保健所長会 ・一般社団法人日本臨床救急医学会 ・全国衛生部長会
※全国メディカルコントロール協議会連絡会世話人会の構成団体

③その他の団体、個人

ただし、本年度は、①と②からの提案を受け付けます。次年度以降、①、②からの提案の状況をみて、③からの提案も受け付ける予定(※)としています。また、③からの提案を受け付ける場合には、②に掲げた団体による推薦を必要とする予定です。
※次年度以降も当財団が事業の委託を受けた場合

○ 利益相反の管理
提案者(代表者)、推薦団体の代表者には、提案内容に関わる利益相反について、所定の「利益相反自己申告書」を提出していただきます。申告書への記載内容について、当委員会から問い合わせを行う場合があります。

○ 提案受け付け後の事務の流れ、評価方法
受け付けた提案は、当委員会で評価し、結果を厚生労働省に報告いたします。評価は、提案者より登録された情報等に基づいて行います。評価に必要な情報が登録されていない場合や不明な点がある場合、資料の不足等がある場合などには、提案者に対して記載内容の加筆修正や資料の追加などをお願いします(※)ので、予めご了知願います。
「登録要項」、「救急救命処置の追加、除外等に関する提案の評価と振り分けについて」もあわせてご確認をお願いします。
※登録情報の加筆修正や資料の追加などの依頼は、複数回に及ぶ場合があります。

○ 募集に関する詳細
提案する場合には、下記の書類(1~6)に事前にお目通し願います。
1.救急救命処置の追加、除外等に関する提案 募集要綱[PDF]
2.救急救命処置の追加、除外等に関する提案 登録要領[PDF]
3.救急命処置の追加、除外等に関する提案の評価と振り分けについて[PDF]
4.提案に必要な入力項目[PDF]※入力項目の参照にしてください。
5.入力例[PDF]※入力項目の内容を作成する上での参照にしてください。
6.救急救命処置の追加、除外等の基本的な手順、流れ(概要)[PDF]

平成30年度の救急救命士が行う救急救命処置の追加・除外等に関する提案の募集は終了致しました。
ただし、財団からの依頼による提案の修正・提案の削除のみ、次の「◎すでに登録した提案の修正」「◎すでに登録した提案の削除」より修正、削除を行い登録してください。

◎救急救命処置の追加、除外等に関する提案(新規)【終了】

※はじめて登録する場合は、こちらを選択してください。
提案書、16.「提案書の分類」の全てが該当します。

一度登録した提案に対して、提案名、提案内容などを変更して新たに提案する場合及び再提案する場合は、既に登録した提案を削除し、新たな提案及び再提案は新規提案として登録してください。

◎すでに登録した提案の修正

※一度登録したものを修正する場合は、こちらを選択してください。
提案書、16.「提案書の分類」の「既存の処置の見直し」ではありませんのでご注意ください。

一度登録した提案の修正をする場合は、登録された受付整理番号と4桁のパスワードを入力し、サーバーにアクセスして提案の修正として登録してください。変更画面については、下線、朱書き及び追加・変更資料などとわかるように記載してください。

◎すでに登録した提案の削除

※一度登録したものを削除する場合は、こちらを選択してください。
提案書、16.「提案書の分類」の「既存の処置の削除」ではありませんのでご注意ください。

すでに登録した提案の削除をする場合、受付整理番号と4桁のパスワードを入力して削除してください。

これまでの検討内容(資料:平成27年~29年)

当財団では、平成27年度より厚生労働省から「病院前医療体制充実強化事業」の委託を受けて「救急救命処置検討委員会」を開催、今後の救急救命処置の追加、除外等について検討してまいりました。

これまでの検討内容につきましては、下記のPDFをご覧下さい。

平成29年度 救急救命処置の追加、除外等に関する提案 募集要綱(案)[PDF]
平成29年度 救急命処置の追加、除外等に関する評価手順・振り分け基準 (案)[PDF]
平成29年度 救急救命士が行う救急救命処置の追加、除外等に関する提案書(案)[PDF]

平成28年度 「救急救命処置の追加、除外等の基本的な手順、流れ(概要)」[PDF]
平成28年度 救急救命処置検討委員会検討部会(H29.02.21施行)[PDF]

平成27年度 「救急救命処置の追加、除外等の基本的な手順、流れ(概要案)」[PDF]
平成27年度 救急救命処置検討委員会(H28.03.07施行)[PDF]